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ジュエリーサイトのデザイン・コンテンツを解説!
この記事を書いた人 :


「大手ECショップからだけではなく、自分のホームページからも商品を売れるようにしたい」
「商品の魅力が伝わるホームページを作りたい」
「最新の優れたデザインのホームページに変えたい」
店舗サイトをリニューアルしたり、新しくオープンしたりするタイミングで、このような悩みを抱えていませんか?
この記事では、ジュエリーショップのサイトを調査し、そのデータを元に、デザインやUI、コンテンツなどの傾向について解説しています。
ジュエリーショップのオーナーやWebサイト担当者、デザイナーやマーケターなどで、サイト制作についてお悩みの方、成果を上げたいとお考えの方は、このまま読み進めてください。
Webサイトを訪れたユーザーが「商品を欲しい、買いたい!」と思うような魅力的なサイトを一緒に作っていきましょう。
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目次
ジュエリーショップのサイトデザイン・UI
メインビジュアル
今回調査したジュエリーショップのサイト(「ジュエリーショップ」のキーワードで検索して上位表示)では、新作ジュエリーの案内・外観、シーズン別のおすすめジュエリーの紹介などの写真をメインビジュアルとして設定しているサイトが多数ありました。

上記にメインビジュアルの例として載せている「STAR JEWELRY」であれば、訪れたユーザーに「新作アイテム」の写真を大きく見せて目を引くメインビジュアルに設定しています。「4℃」では、複数枚の画像をメインビジュアルとして用意しており、新作アイテムや、シーズンに合わせたイメージ写真などをスライドショー形式で見せる形をとっています。
また、憧れを持っている人も多いブランドのひとつでもある「TIFFANY」では、イメージモデルが新作アイテムをさりげなく身に着けている写真と共に「最も心に残る贈り物」というキャッチコピーと共に設定され、思わず注目してしまうメインビジュアルとなっていました。
3サイトとも「新作アイテム」をメインビジュアルに設定しているのですが、写真から伝わる雰囲気は異なりますよね。このように、メインビジュアルにどんな写真(画像)を持ってくるのかで、ユーザーに与える印象が変わるのです。上記3サイトの中で選ばなければならないというわけではなく、自社サイトのコンセプト、商品のテーマなどによって、どういう見せ方をしたいのか戦略を練った上でメインビジュアルを設定してください。
たった1枚の写真で人に与える印象が大きく変わってしまいますので、メインビジュアルとして使用する写真は、確かな腕を持つプロに依頼するのをおすすめします。
サイトカラー
ジュエリーショップのカラーを調べて見ると、以下のような結果になりました。
10サイトのサイトカラー
サイト | ベース (背景色) | ロゴ・キーカラー | アクセントカラー |
---|---|---|---|
A | 白 | 濃いグレー | パープル |
B | 白 | ネイビー | ベージュ |
C | 白 | 濃いグレー | 濃いベージュ |
D | 白 | ピンクベージュ | ピンクベージュ |
E | 白 | ミントグリーン | ミントグリーン |
F | 白 | 濃ブラウン | 濃ブラウン |
G | 白 | ブラック | グレー |
H | 白 | レッド | レッド |
I | 白 | ゴールド | ネイビー |
J | グレー | 濃ブラウン | グレー |
ジュエリーショップサイトの色味を調べてみましたが、ベースカラーは「ホワイト」が多く、一部サイトで「グレー」が設定されていました。
ロゴやメインカラーは、ブランド独自のロゴカラーを使っていてバラバラでしたが、全体的にブラックに近い、彩度・明度が低いカラーが設定されています。また、ジュエリーショップサイトの特徴として、1色、またはモノクロで展開しているサイトが多いです。
メインビジュアルでも紹介している「TIFFANY」の場合も、ベースがホワイト、フォントカラーがブラック、ロゴ・メインカラー・アクセントカラーは、ティファニーならではの「ティファニーブルー」で構成されています。その色使いの徹底ぶりは、敬意の念を抱くほどです。
とてもシンプルな配色ですが、その分、サイト内に掲載されているジュエリーの魅力をひきたて、サイト全体も洗練された雰囲気になっています。サイト内で画像を多く使う場合は、ベースとなるサイトカラーをシンプルにするのもひとつの方法です。
フォントファミリー
ジュエリーショップサイトのフォントファミリーを調べてみたところ以下のような結果になりました。
10サイトのフォントカラー
サイト | フォントファミリー① | フォントファミリー② | フォントファミリー③ |
---|---|---|---|
A | Poppins | Noto Sans JP | sans-serif |
B | Avenir | Helvetica Neue | Verdana |
C | Noto Serif JP | serif | |
D | MS Pゴシック | HiraKakuProN-W3 | TakaoExゴシック |
E | Sterling Display A | Sterling Display B | ヒラギノ明朝 Pro W3 |
F | Arial | ヒラギノ角ゴ Pro W3 | メイリオ |
G | Helvetica Neue | Arial | Hiragino Kaku Gothic ProN |
H | ProximaNovaSemibold | Helvetica Neue | Helvetica |
I | Julius Sans One | 游ゴシック Medium | Hiragino Kaku Gothic ProN |
J | Lucida Grande | ヒラギノ角ゴ ProN W3 | メイリオ |
ジュエリーショップによって設定しているフォントファミリーが異なり、共通するものの中で多かったのが「Helvetica Neue」です。
とはいえ、表の通り、設定されているフォントファミリーはバラバラとなっています。他業界では、設定しているフォントファミリーが同じような場合も多いのですが、ジュエリーショップのサイトでは、デザイン性やテーマ性の違いもあるため、10サイトの中でも大きく異なっていると考えられます。
ちなみにフォントサイズも調べてみましたが、本文フォントサイズは14~18pxで標準的なサイズが採用されていました。
フォントファミリーに比べて、フォントサイズは10サイトの中ではそこまでバラつきがなく、読みやすい、見やすいサイズに設定されています。
フォントサイズもフォントファミリーも、サイトの空気感をつくりだす要素のひとつです。
デザイン的な使い方もできますが、いかにユーザーに読みやすく、わかりやすく視認させるものとして重要な要素となっていますので、バランスを取ったフォントを選びましょう。
これはあくまでもたった10サイトの傾向値でしかありません。
良質なWebサイトを作るためのヒントは、競合他社のサイトの中に、もっとたくさんあります。
そのためにも多くのサイトデータを集めて分析することが、自社サイトを成功に導くセオリーのひとつです。
とはいえ、集めなければならないデータ、そして同じ分量だけ分析しなければならないとなると、時間も労力もかかってしまいます。
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data maisonは、気になる競合サイト、新勢力企業のサイト、業界全体のサイトなどのデータをワンクリックで手軽に手に入れられるツールです。あなたがベンチマークしているサイトについて、今回紹介しているような「サイトカラー」や「フォントサイズ」などの情報も手に入りますし、ジュエリーショップ全体のファーストビューの傾向、コンテンツの傾向なども確認できます。
本来はWeb担当者やデザイナーなどが、自分でサイトを抽出して苦労しながら調査していたことを、data maisonならたった165円~※という圧倒的な低価格で、最新の業界データを一瞬で手に入れることができます。
ぜひ、今までの煩わしい調査から解放される魔法のような調査体験を経験してみてください。
絶対に欠かせないサイトコンテンツ
商品紹介ページのコンテンツ
ジュエリーショップのサイトに欠かせないコンテンツと言えば「商品ページ」です。ジュエリーと一口に言っても、ネックレス、リング、ピアス、ブレスレットなど種類は様々。ジュエリーショップによって、取り扱っている商品も異なりますが、各商品の詳細がわかる商品ページは必ず用意しておくべきコンテンツのひとつです。
商品紹介ページの例①
上記のような商品情報は、ユーザーが比較検討時に必ず参考にするものです。
当たり前ですが「特徴、デザイン、カラー、金額」などの基本情報は必ず記載しておきましょう。ネットで購入しようと考えている人の場合、細かい情報まで記載してある方が、ユーザーの判断材料になるヒントとなります。
商品だけの写真から、モデルなどが身に着けている写真など、なるべく多くのパターンを載せてあげましょう。また、リングの場合はサイズが合わなければ、購入しても意味がありません。サイズは何号から何号まであるのか、太さや細さ、重さなどの身に着けた時の参考になる情報も一緒に提示してあげましょう。また、料金、配送方法なども明記しましょう。
商品紹介ページの例②
ちなみに、「Cartier」では、基本的な商品説明はもちろん、動画で商品説明をしているものもあります。写真やテキストよりも、もっとユーザーに伝わりやすい方法として、動画を活用するのもおすすめです。
特集ページ・コラムページのコンテンツ
新作アイテムやシーズン別のアイテムなどをまとめた特集ページを、ほとんどのサイトで設けています。
特集ページがあれば、イベントシーズンになって贈り物を考えている人に対して、こちらからおすすめの商品を提案できます。
また、スペシャルコンテンツとして、デザイナーやクラフターなどのジュエリーに対する想いを語ったコラムページ、ジュエリーに関する豆知識コラムなどもユーザーに役立つ情報です。例えば、「ジュエリーのお手入れ方法」や「ジュエリーの選び方」などを詳しく書いたコラムページがあれば、商品を購入したことがない人にも役立つ有益な情報ページになります。
Webサイトについて「コンテンツマーケティング」が重要と言われており、複数のジュエリーショップサイトでも、お役立ちコラムを掲載しているところが増えています。コンテンツを作れる環境であれば、コラムページの作成をしてみてはいかがでしょうか。
店舗案内ページのコンテンツ
店舗があるジュエリーショップの場合、インターネット上の販売だけではなく店舗での販売も重要な売上です。そのため、ジュエリーショップのサイトにおいて「店舗情報」は欠かせないコンテンツです。
今回調査をした10サイトにおいても「店舗情報」をまとめたページがあります。その中で「店名」「お店の写真」「営業時間」「営業日」「お店の住所・地図」「連絡先」「アクセス方法」などの基本情報はマストで掲載されています。
特に「お店の写真」は、店舗に初めて訪れる人にとって、その場所に向かう際の目印にもなりますので、住所や地図を掲載する際に、外観の写真も一緒に掲載しておきましょう。また、店舗によって取り扱っているジュエリーが異なる場合もあると思いますので、基本情報に加えて「取り扱いしている商品やブランド」についても明記してあげるとより親切です。
ユーザーが知りたい情報を充実させて、写真やデザインで店舗の良さを引き出し、わかりやすく伝えることが大切です。こうした基本の考えを元に、自店舗の良さと強みを伝えられるジュエリーショップのサイト制作をしましょう。
よくある質問ページのコンテンツ
ジュエリーの購入時に不安を抱えるユーザーは少なくありません。
例えば、「サイズはこれで本当に合っているのか?」「イメージしている商品と異なった場合、返品できるのか?」「直接質問したいけどどこにお問い合わせをしたら良いのか?」など、様々な不安や疑問が挙げられます。
どんなに商品ページや各種情報ページを作って紹介していても、必ずそのページを見る人ばかりではありません。そのため、ユーザーから良くお問い合わせがくる内容があれば、事前にまとめた「よくある質問ページ」を作っておくとよいでしょう。よくある質問ページを作り、そこを読めば解決できる状態にしておければ、ユーザーの疑問が解決されるのはもちろん、ショップ側の問い合わせ対応も減ることになります。
ジュエリーショップの集客やプロモーション方法
ジュエリーショップ、ジュエリーブランドの集客方法は、企業の規模によって注力しているプロモーション方法が異なります。
一般的には、「テレビCMや雑誌の掲載」「看板・デジタルサイネージ」「インターネット広告」などです。
世界的に有名なブランド、知名度が一定数あるブランドなどであれば、資金力もあることからマスメディアからインターネット広告まで、様々なプロモーションを行っています。主要都市に店舗を構えていることも多いので、お店そのものが広告塔として成り立っているようなブランドもあるでしょう。そのため一口にジュエリーショップといっても、集客方法は企業の方針やプロモーション方針などによって異なるのです。
また、インターネットを活用した広告の場合は「リスティング広告」「ソーシャルメディア広告」なども挙げられます。インターネットを活用した集客方法であれば、費用も比較的抑えながら幅広い層にアプローチも期待できます。自社で行えるプロモーション方法と予算などを決めて、費用対効果が得られそうな集客方法を試してみてください。
ジュエリーショップの運用SNS
今回調査した10サイトで、公式サイトから運用しているSNSのリンクがされているものに限定して調べてみました。
10サイトの運用SNS
サイト | 運用SNS | ||||||
LINE | YouTube | ||||||
A | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
B | ● | ● | ● | ||||
C | ● | ● | ● | ● | |||
D | ● | ● | ● | ● | ● | ||
E | ● | ● | ● | ● | ● | ||
F | ● | ● | ● | ● | ● | ||
G | ● | ● | ● | ● | ● | ||
H | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
I | ● | ● | ● | ||||
J | ● | ● | ● | ● |
結果は上記の通りで、ジュエリーショップの10サイト中10サイトで「Instagram」「Twitter」「Facebook」が必ず運用されていました。その次として、LINEやYouTubeも使用されており、1サイトにつき複数のSNSを利用しているのがわかります。
特に、Instagramはジュエリーを購入するターゲット層がよく利用するSNSですし、ジュエリーの写真や動画との相性も良いので欠かせない広報ツールと言えます。「映える写真や動画」を投稿して、好きになってくれる人を探せれば、有名無名にかかわらずファンを増やせるきっかけ作りができるかもしれません。「ジュエリー自体の訴求」だけではなく、「ジュエリーショップ・ブランドのイメージ向上」などにも役立ちますので、ぜひSNSを活用してみましょう。
また、1サイトだけ「WeChat」や「Weibo」のアカウントをサイト内で紹介していました。
グローバル展開を考えているのであれば、様々なSNSを活用して広報するのもひとつでしょう。とはいえ、SNSアカウントの運用は、そう簡単なものでもありませんので、体制面を整えられた状態で始められると失敗も少なくて済むでしょう。
ジュエリー業界の現状と今後について
令和元年になった年を結婚記念にしたいと考えるカップルが増え、2019年の婚姻組数は7年ぶりに増加しました。その結果、ブライダルジュエリー市場もわずかではすが12年ぶりに増加しています。しかし、近年は形式に拘らない風潮もあり、婚約指輪や結婚指輪の取得率は減少傾向にあるなどのことから、ジュエリー市場は難しい局面に立たされています。
さらに、コロナ禍の影響により、店舗休業や来店人数を減らす等の処置が必要となり、リーマンショックを超えるほどの落ち込みになると考えられています。生活必需品と比較して趣向品となるジュエリーは、在庫負担や営業の自粛による直接的な打撃を無視できないものとなっているのです。今後もこの状況が続いた場合の打開策が急務となっています。
~まとめ~
オフラインとなる店舗での営業が難しいことから、公式サイトやECショップでの販売に力を入れる企業も増えてきています。
ジュエリー業界のSEOリテラシーは全体的に見るとそこまで高くない現状にあるため、公式サイトからの売上を伸ばすには、テコ入れが必要でしょう。特に、古いデザイン、レイアウトなどになっているサイトの場合は、リニューアルが必要になってくるでしょう。その際には、今回紹介している内容を参考にしてサイト制作を進めましょう。
そして、より良いサイトで売上に効果をもたらすためにも…。
ぜひ、あなたも他社サイトの情報を調査して「人の心を動かす」魅力的なサイト制作をしてくださいね。
data maisonは月額165円~※からご利用いただける個人向けサブスクリプション・モデルです。
ひとつ調べたい項目があった場合、100サイト分調査するのに、おおよそ1日かかります(1サイト5分としても)。
それが40項目において100サイト分調査するなら、おおよそ2ヶ月(40営業日)かかります。
そのために専用の派遣社員やアルバイトを雇ったとしましょう。
時給2,000円の社員に毎日8時間×2ヶ月(40営業日)、この調査業務を行ってもらった場合、以下の計算になります。
40項目の調査を100サイト行った場合、
期間:2ヶ月の調査+統計整理 で 費用:640,000円(諸経費除く)
これがdata maisonを利用した場合、
期間:即時 で 費用:月々200円(税別)
時間も2ヶ月の無駄を省き、費用も約1万分の3(=0.03%)まで削減できます。
これは経営者にとっても、Webマーケティング担当者にとっても、デザイナーにとっても、営業マンにとっても、めちゃくちゃ効率的ですよね。
時は金なり! 出る金は制すなり! です。
さぁ、今すぐdata maisonに会員登録しましょう!
Written by モモライター
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