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診療所(病院)サイトのデザイン・コンテンツを解説!

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診療所(病院)サイトのデザイン・コンテンツを解説!

インターネットが普及したことで、病院について調べたり比較したりすることが手軽にできるようになりました。病院側もWebサイトを作成し活用できれば、自院の特徴を広くアピールしたり集客に役立てたりできるメリットがありますよね。
ただ、Webサイトを作ろうと思っても、何からはじめて良いのかわからないという人も多いはず…。

診療所のWebサイトの場合、ホームページ制作会社に依頼をして作ってもらうことの方が多いでしょう。制作会社に全て任せてしまえば楽チンではありますが、任せっきりにして完成したサイトを見たらイメージと違う…なんてこともあり得ます。そんな齟齬を生まないためにも、依頼する側の担当者であるわたしたちが、どんなサイトにしたいのか完成イメージを持つことが大切です。

とはいえ、中には「完成サイトのイメージが湧かないよ…」という人もいると思います。そんな人が、最初にやるべきは世にある診療所のサイトを見るところからはじめましょう。でも、漠然と見るだけでは「なんか良い」で終わってしまうので、見るべきポイントを抑えながらチェックすることが重要です。ここでは、そんなチェックすべきポイントを見ながら、診療所サイトの傾向を紹介します。これから作るべき診療所サイトに必要なデザインやUI、コンテンツは何なのかを解説しますので、サイト制作・リニューアルで困った際には参考にして、ユーザーと病院をつなぐサイトを制作してくださいね。

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診療所サイトの主なデザインやUIは?

病院の雰囲気を伝えるメインビジュアル

診療所サイト(総合病院・大学病院・各種クリニック)を確認した中で共通していたのは、メインビジュアルとして使用している画像の傾向です。どのサイトも、ユーザーがサイトに訪れて最初に目にする画面(ファーストビュー)には「病院の外観や内観の写真」を設定していました。各種クリニックの中でも、心療内科、特徴がありました。

◇ メインビジュアルを複数用意パターン
【総合病院】

総合病院と各種クリニックは、複数の写真を準備しスライダーを使って見せる形式が多い。

【各種クリニック】

複数の写真を準備していることに加え、メインビジュアルに「どの専門病院なのか?」を伝えるテキストも含めている。

◇ メインビジュアルは1枚だけパターン
【大学病院の画像】

大学病院の場合は1枚だけで、スライダーは使わないシンプルなデザインが多い。

◇ メンタルクリニックは植物の写真をメインビジュアルに設定していることも…
【心療内科・精神科の画像】

メンタルクリニックは総合病院や各種クリニックの傾向と異なり、メインビジュアルに植物の写真や暖かみのあるイラストなどを使用している場合があります。メンタルクリニックを利用するユーザーは、心や身体のバランスが崩れてしまい不安や悩みを抱えている人が多いです。そうしたユーザーの心理も考えて、あえて植物の写真やイラストでワンクッションを置いてから病院を紹介する形をとっているようです。

◇ 小児科系のクリニックは可愛らしいサイトデザインにしてることも…
【こどもクリニックの画像】

一目で見て子供向けというのがわかる、イラストをうまく使ったデザインですね。親しみやすい、温かみのある絵や色を使っていますし、わかりやすく大きいフォントとボタンになっています。

◇ メインビジュアルの失敗例
実際にあったサイトです。病院は新宿にある小児科クリニック。なのにメインビジュアルに設定されているのは富士山。
どこに新宿駅徒歩4分、土曜日も診療している小児科です。の文字。うーん…。なぜ、わざわざ富士山…?と思いますよね。
サイトに訪れたユーザーに思わず疑問を持たせるメインビジュアルだったので、紹介。
このメインビジュアルを治すのであれば、病院の外観・内観の写真にするとか、フリー素材でも小児科の診察中の写真を使うなどにした方がいいですよね。診療所サイトの場合、メインビジュアルが多少変でもスルーしてしまう人も多くいますが、さすがにミスマッチかつ混乱を招く画像は使わないのが賢明です。

メインビジュアルは、初めてサイトに訪れたユーザーに「どんなサイトなのか?」「どんな病院なのか?」を伝える重要な役割を果たすもので、サイト制作においも重要視するべき要素です。
実際、メインビジュアルを設定していないサイトやフリー画像を使っているサイトなどもありますが、できるだけ病院の外観や内観を撮影した写真を設定する方が良いでしょう。

青系・緑系が多い診療所サイト

全体的に、白背景がベースとなっていることが多く、サイトのポイントカラーで使用しているカラーを病院のロゴマークと同じ配色にしていることが多いようです。ロゴマークで使用している色をポイントカラーとして使えば、全体的に統一感がある印象を与えられるので、配色に迷った際にはロゴマークの色を活用してみるのも良いでしょう。

診療所サイトのロゴマークには「青系」「緑系」「オレンジ系」が多い使用されている傾向にあります。
特に「青」と「緑」は、総合病院・大学病院・各種クリニックのいたるところで使われているので、差別化を図るのであれば違う色を選ぶのも良いかもしれませんね。

また、メインビジュアルの際にも個別で紹介した通り、メンタルクリニックは圧倒的に「緑」をベースにしているサイトが多いです。「緑色」自体が、癒しのグリーンと言われるほどリラックス・安らぎを与える色なので、訪れたユーザーの気持ちを穏やかにしてくれる効果も期待できるでしょう。メンタルクリニックが「緑」であるように、女性がメインに利用するレディースクリニックでは、「ピンク」や「オレンジ」などの暖色系がメインに使われているなど、サイトを訪れたユーザーにどんな印象を与えたいのかを考えてサイトカラーを選んでみてはいかがでしょうか。

各診療所サイトのフォントサイズは?

診療所サイトの上位サイト(30サイト)のフォントサイズを調べてみると、本文フォントサイズの平均値が18.5px、見出しフォントサイズの平均値が25.5pxでした。30サイトの合計と各診療所サイトのフォントサイズは以下の通りです。

◇ 総合・大学・各種(30サイト)のフォントサイズ
★本文フォントサイズ:13~29px / 平均18.5px
★見出しフォントサイズ:19~32px / 平均25.5px

◇ 総合病院のフォントサイズ
★本文フォントサイズ:13~16px / 平均14.5px
★見出しフォントサイズ:19~26px / 平均22.5px

◇ 大学病院のフォントサイズ
★本文フォントサイズ:16~29px / 平均22.5px
★見出しフォントサイズ:21~32px / 平均26.5px

◇各種クリニックのフォントサイズ
★本文フォントサイズ:14~19px / 平均16.5px
★見出しフォントサイズ:16~30px / 平均23px

今回確認した総合病院・大学病院・各種クリニックの本文フォントサイズの最小が13px、最大24pxと幅広く、平均値に直すと18.5pxでした。H2の見出しフォントサイズに関しては、最小19px、最大32pxとこちらも幅があり、平均値にすると25.5pxとなっています。総合病院・大学病院・各種クリニックを混ぜているため、かなり幅が開いています。

診療所サイトに欠かせないコンテンツは?

診療所サイトに訪れるユーザーの知りたいこと・不安なことを少しでも解消してあげるために、「どんな治療ができるのか」「どんなサービスが受けられるのか」ということを事前に紹介できる情報を診療所サイト内のコンテンツとして載せておきましょう。

必ず載せるべき基本情報

・診察時間
・定休日
・問い合わせ先(電話番号・メールアドレス・フォーム)
・アクセス情報

診察時間、定休日、問い合わせなどは、ユーザーが真っ先にしりたい情報です。基本情報としてまとめておきつつも、TOPページのわかりやすい部分(ヘッダーやファーストビュー)などに載せておけば、ユーザーもあれこれページを開かなくても目に入り、確認しやすくなります。もし、診察時間や定休日が不規則な場合は、表を使ってひと目でわかるようにしましょう。

【診察時間・定休日の例】
表入れる

また、アクセス情報はただ地図や住所を載せるだけでなく交通機関別に行き方の説明があるとわかりやすいです。ファーストビューで外観や内観の写真を載せると思いますが、アクセス情報ページでもわかりやすい外観の写真を載せておくと来院時の目印にもなります。

診療所の問い合わせというと電話だけしかないところも多いのですよね。でも、昨今は電話が苦手という人もいるので、連絡先は電話番号のほか、メールアドレスや問い合わせの専用フォームなども用意すると、患者側の心理ハードルが下がり問い合わせもしやくなります。ただし、やたらめったら問い合わせフォームを用意すると、確認・返信漏れにもつながりますので、対応できる範囲に留めましょう。

初めて受診する人への案内

総合病院・大学病院・個人クリニックなどに関わらず欠かせないコンテンツが以下の項目です。

・はじめて診察する人への案内
・診療科の案内
・先生・看護師等のスタッフ紹介
・病院案内(施設案内)

初めて受診する人への案内には、「受付方法」「予約方法」「診療科の案内」「初診・外来時の注意点」「主な受診料」などが必要です。大きい病院になればなるほど、様々な患者・関係者が訪れることになり、一人ひとりの対応が難しくなります。サイト内にユーザーが知りたい情報を事前に追加しておけば、それぞれが調べて確認ができ、問い合わせを減らすことに役立てられるでしょう。

特定診療科・個人クリニックでよくある情報

◇オンライン予約/待ち状況確認
特定診療・個人病院で導入されている便利なコンテンツが「オンライン予約・待ち状況確認」です。患者が病院を訪れる前に、現在の対応状況を確認して今からいけるかチェックしたり、事前に予約をしておいて待ち時間を過ごさないようにしたりできます。
オンライン予約/待ち状況確認のシステムは、病院によって様々ですが、今回確認した個人病院のオンライン予約システムを見てみると、こんな感じになりました。

予約・待ち時間確認:アイチケット広場 / ドクターキューブ / テルミーi
オンライン診療アプリ:CLINICS / curon

上記のような、既存のシステムやアプリをカスタムして使うほか、独自の予約システム・待ち状況確認アプリを使っているところもあり、個人経営のクリニックでは、オンライン予約システムが普及してきているので、これからは病院にとっても、患者にとっても当たり前のツールになっていくかもしれませんね。

◇病院の特徴・医師やスタッフのコラム・ブログ
眼科、耳鼻科、皮膚科、歯科など、特定診療を行うクリニックは、様々な地域や日とが利用する大学病院や総合病院と比べて、クリニック付近に住んでいる特定の人が利用することがほとんどです。しかも、地域や場所によっては、同じ診療科の病院がいくつも並んでいることがあります。他の病院との差別化できるポイントが必要になるため、クリニックによって独自のコンテンツを載せていることがあり、コラムがアップされていることが多いです。また、親しみやすさや信頼感を持ってもらうためにも、小児科では院長ブログ・お知らせブログというように、更新頻度が高いブログを運営している病院も多くありました。

コラムやブログなど、忙しい合間を縫って自分たちで作成するものなので、無理のない範囲で取り入れるといいでしょう。

診療所サイトのSEOリテラシー

診療所サイトは、ホームページ制作会社に依頼をして作成してもらっていることがほとんどです。それもそうですよね、忙しい合間にサイト制作をするのは至難の業ですし、サイトもそんなに簡単にできるわけではありませんし。
そのため、業界全体で見てもSEOリテラシーが高いとは言えません。むしろ、過去作成した古いデザインのままのサイト、レスポンシブ対応(スマートフォンの画面に対応していないサイト)ができていないサイトなどが多いのが現状です。

総合病院・大学病院などであれば、サイト運用に対する予算があるので、リニューアルもできているのですが、個人クリニックでは、ただサイトがあるだけで活用できる状態にないものが多く、リテラシーが低い中でもさらに格差があるといえるでしょう。

現状は、サイトが機能していない場合でも問題ないというところも多いのでしょうが、今後はオンライン診療や遠隔診療などが、積極的におこなわれていくことになるはずです。診療所サイトは、オンライン診療などにおいても「ハブ」となるページになってくるため、Webと医療業界の知識を持ったホームページ制作会社に依頼をしてサイト作成やリニューアルを行った方がよいでしょう。

診療所の集客方法

診療所の集客方法には、アナログとデジタルを使った方法があります。インターネットが普及する前までは、アナログな方法が一般的でしたが、現在はデジタルな方法を使った集客を活用する病院も増えています。

・アナログ集客:チラシ、ダイレクトメール、看板広告、TVCM、電車広告
・デジタル集客:インターネット広告、SEO、医療系の口コミサイト、Googleマップでの評価

どちらか片方で良いというわけではなく、診療所のネームバリュー、病院の場所、地域性などを加味して、どの集客方法を組み合わせてやっていくかが大切です。全部の方法を取り入れられれば、それだけ露出は増えるものの、必ず効果があるわけでもありません。どの集客方法が良いのかは、診療所の規模や診療科によって判断しましょう。

診療所サイトのSNSアカウントについて

診療所サイトを確認して、TwitterとFacebookのアカウントを所有しているところが多かったです。面白い使い方として、大学病院や総合病院では、採用応募を増やすためインスタグラムを活用しているところが多くあります。患者を増やすためではなく、採用のためにインスタグラムを使うのは他の業界とは違った部分ですよね。

ただし、普段の業務が激務となる医師や看護師などが合間にアカウント育成をするには難しいのが現状。
そのため、せっかく作ったアカウントもほとんどが停止しています。特に個人病院では、スタッフの数も限られているので作ったは良いけど、上手く運用できないこともあるでしょう。SNSアカウントがあればプラスになることもありますが、SNSを運用して更新停止が続くようなら、無理に利用しなくても良いと考えましょう。

まとめ

気になる症状や病気があったらまずネットで調べるという人は多くいます。それだけに医療のプロが発信する記事コンテンツには価値が出るのです。また、得意分野について発信すれば自院の専門性もアピールできます。記事をきっかけに来院を考える人もいるかもしれません。病院の独自性を高めるツールとして効果的なので、できる部分から初めて見るのも良いでしょう。

病院は、人が生きていくうえで欠かせないもののひとつです。
ただし、近年のテクノロジーの進化により、病院自身もアナログなものからデジタルなものへの移行が進んでいます。特に、オンライン診療、インターネット処方などは、今後も活発になっていくでしょう。
もし現状十分に患者さんがいる、サイトを使う層の患者が少ないなどの診療所であれば、「サイトをわざわざ持つ必要はないのでは?」と考える担当者もいるのではないでしょうか。確かに、今すぐにサイトを持つ必要ないかもしれません。

でも、本当に今の集客のままでいいのでしょうか?
「もし、サイトからの集客があったら…?」「もし、どんな年齢層にもネットが普及したら…?」

今は確かにサイトなんて必要ないと感じる病院も多いかもしれないが…。これから先、必要ないとは限りませんよね?
日本でも世界でも流行した新型コロナウイルス。オンライン診察・遠隔診療といった新しいスタイルを取り入れる病院、今までサイトがなかった個人病院でもサイト制作の動きが高まり、医療現場に変化が訪れようとしています。

実際、とある男性用クリニックでは、インターネットで処方できるように取り組んだところ、売り上げが倍増してたというところもあります。
また、小児科クリニックや心療内科などでも、オンライン診療を取り入れるクリニックも増えている。

実際に病院に行かなければならない病気もまだまだ大いにあるが、将来的には「病院に通う」ことよりも、「どこでも診察できる」という流れに変わっていくかもしれませんね。そうなったとき、診療所は今ある数は、もういらなくなるかもしれませんね。将来的な見通しも立てつつ、生き残りをかけるには正しい情報を発信し、ユーザーのためになる診療所サイトを作成していきましょう。

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